令和5年第1回定例会の議員による質問と市側の回答を要約しています。全56件。
2023-03-14 5件
須田 眞
トルコ・シリア大地震やウクライナ戦争の影響で、被災者への支援や地域の復興が求められている中、岐阜市の令和5年度予算や公共交通への自動運転技術導入、柳ケ瀬広場の整備などの重要施策について市長の考えを質問した。さらに、教育振興基本計画や義務教育学校の設置、部活動の地域移行、庁舎跡地の活用、地域コミュニティーにおけるDX推進についてもそれぞれの見解を質問した。
(市長)新年度予算編成においては、ポストコロナ社会への移行や人口減少、物価高騰などの課題に対応するため、特に重点を置く5つの政策を掲げ、EBPM、DX、GXの3つのキーワードを用いて予算を編成した。公共交通への自動運転技術の導入については、運転手不足や安全対策の解決策として重要であり、実証実験を通じて市民の受容性を高めることを目指す。柳ケ瀬広場の整備については、交流空間やコミュニティー形成の場を整備し、土地取得や基本設計を進めていく。
松原和生
岐阜市の新年度予算編成において、予算の編成方針や政策のベクトルが昨年度と全く同じ文言で掲げられたことに対し、市民に分かりやすい方向性が示されていないのではないかという懸念がある。そこで、予算編成方針の変更理由について質問した。
(市長)政策のベクトルは、持続可能なまちづくりを実現するために、平成31年度から毎年度掲げている。令和5年度のベクトルは、こどもファースト、ワークダイバーシティ、中心市街地活性化と社会基盤整備、共助・共生社会と環境、寄り添う福祉と健幸であり、重点政策を継続することで市民に岐阜の動きを実感してもらうことが重要であるとした。
山口力也
岐阜市では少子化や子育て支援の課題が深刻化しており、特に妊娠・出産・育児に対する支援が求められている。誰でもが安心して子どもを産み育てられる子育て支援についての考えや、妊娠から出産、子育てへの伴走型相談支援体制の強化、学校へ行かない子どもたちへの教育体制について質問した。
(市)子育て支援に関して、妊娠期からの切れ目ない支援を強化し、母子健康包括支援センターや子ども家庭総合支援拠点を設置している。新年度には、統括支援員を配置し、相談支援の質を向上させる。教育面では、草潤中学校を開設し、不登校の生徒が自分の可能性を見いだせる環境を提供している。これらの施策を通じて、安心して子どもを育てられる社会を目指す。
高橋和江
岐阜市中央卸売市場再整備事業は、老朽化に伴い令和4年に基本計画が策定され、令和5年度予算に委託料が盛り込まれているが、市民からはPPP/PFI手法の危うさに対する懸念が寄せられている。そこで、PPP/PFI手法に対する市民の疑問への説明や過去の採用事例、今後の事業スケジュールの公表方法について質問した。
(市長)岐阜市中央卸売市場は、開場以来約50年間、市民の食生活に欠かせない生鮮食料品を安定供給してきた。老朽化や消費動向の変化に対応するため、令和4年3月に再整備基本計画を策定し、再整備が必要と判断した。現在、PPP/PFI手法の導入について検討を進めており、事業内容や方式を比較検証している。市民の意見を伺いながら、令和15年度末を目標に再整備を進める。
堀田信夫
岐阜県の危機管理政策課が配付した「ミサイルが飛んできたときにはどうやって身を守る?」というチラシが市内の小中学校、高校生に配布され、恐怖心をあおる内容が問題視されている。教育長に対し、このチラシの配付が市教育委員会の責任であったのか、また憲法教育の重要性から『あたらしい憲法のはなし』を副読本として活用する意思があるか質問した。
(市長)平和教育は教育基本法に基づき、平和で民主的な社会の形成者を育成するために行うべきである。弾道ミサイルに関するチラシは県から直接学校に送付され、各校で配付されたが、避難訓練や授業は実施していない。平和に関する教育は学習指導要領に基づき、様々な教科で行われており、特に社会科では日本国憲法の平和主義について学ぶ機会を提供している。新年度には新規事業として、戦争体験者を講師に招く予定であり、平和教育に引き続き取り組む方針である。
2023-03-15 23件
竹市 勲
柳津地区の学習等供用施設は、地域のコミュニティ活動や防災拠点として重要な役割を果たしているが、維持管理の選択肢が住民に一方的に提示され、自治会の存続に影響を及ぼす懸念がある。地域住民との協議の場を設け、双方の意見を尊重した話し合いを行うべきではないかと質問した。
(市長)柳津地区学習等供用施設は、旧柳津町内の7つの地域で生涯学習の拠点として建設された。運営は指定管理者が行い、地域団体の活動に利用されている。施設の稼働率は低下しており、持続可能な運営が難しいとの考えから、指定管理期間を3年に設定し、今後の在り方を整理する方針を示した。地域の負担での維持管理について提案し、協議の場を設けて市の考えを丁寧に説明する意向を示した。
竹市 勲
近年の気候変動により、岐阜市では排水機場の管理が重要な課題となっており、特に設置後40年経過した施設が12か所存在し、地域住民による操作が困難になっている。市民の安全を守るため、岐阜市における排水機場の今後の管理について、ソフト面とハード面の両方から質問した。
(市)近年の気候変動により水害が頻発しているため、排水機場の適切な管理と操作が重要である。市所有の排水機場は、長寿命化や耐震化を進め、操作員の安全を考慮した施設環境の整備を行う。デジタルトランスフォーメーションを推進し、リアルタイムでの状況確認を可能にする監視システムを整備する。地域住民の担い手不足に対しては、専門業者への委託や地元水防団の協力を得るなど、新たな担い手の確保に取り組む。
竹市 勲
岐阜市の企業誘致は、農地法等の土地利用規制や高い地価により思うように進まず、周辺市町に企業が流出している状況である。新たな企業立地の支援制度が岐阜市の高い地価を補う内容になっているのか、また柳津地域の工業団地開発が企業進出の受皿づくりとして機能するのかについて質問した。
(市長)企業立地の新たな支援制度は、土地利用規制と高い地価という課題に対応するために創設する。周辺市町の工業団地開発が進む中、本市独自の支援制度を設け、用地取得にかかる費用負担の軽減を図る。柳津地域は流通や労働力の確保に優れ、企業からの立地ニーズが高まっているため、基本計画の策定を進め、企業誘致を推進する。
竹市 勲
市内の公園には老朽化した施設や雑草が生い茂る状況があり、地域の特性に応じた公園づくりが求められている。公園の再整備、特に地域の実情に応じた施設の整備について質問した。
(市長)都市公園はレクリエーション空間や都市環境の改善、防災性の向上に寄与する重要な施設である。市内には約380の公園があり、多くが開設から30年以上経過し、老朽化が進んでいる。地域のニーズに応じた公園のリニューアルを進めるため、岐阜市みどりの基本計画を改定し、地域の声を取り入れた都市公園ストック再編事業を実施している。今後も地域の意見を伺いながら、安全で魅力ある公園づくりを推進する。
竹市 勲
岐阜市立女子短期大学は、少子化や進学率の上昇により入学者の定員割れが続き、厳しい状況に直面している。来年度の将来構想策定において、どのような取組を行うのか質問した。
(市)少子化の進展により、国内の18歳人口は減少し、高等教育の進学率も変化している。女子短大の入学者定員割れに対応するため、4学科から3学科への改編を実施し、将来構想を策定するための委員会を設置する。地域のニーズに応じた人材育成や社会貢献に資する学問分野についても考察し、大学改革推進室を設置して取り組みを進める。地域に貴重な人材を輩出する高等教育機関としての意義を認識し、検討を進める。
松岡文夫
長良川の治水対策は、過去の堤防決壊や氾濫の事例からも明らかなように、地域の安全に対する重大な課題である。地域防災力の向上や避難訓練のあり方について質問した。
(市長)長良川の治水対策について、国や県と連携し、流域全体で水害リスクを軽減するための治水対策を進める。具体的には、河道掘削や樹木伐採、遊水地の整備、内ケ谷ダムの建設などを行い、岐阜市では水防団による演習や水防活動の強化に取り組む。地域防災力の向上については、自助と共助を重視し、全世帯に防災読本を配布し、避難行動を促すアプリを提供する。自主防災組織の活動を支援し、防災リーダーの育成を進める。
松岡文夫
子どもたちの体力やコミュニケーション力の低下が懸念される中、義務教育においてこれらを補う取り組みが求められている。子どもたちが平等に夢や希望を追求できる環境を整えるため、義務教育での支援について質問した。
(市長)義務教育に関して、こどもファーストを市政の方針とし、教育大綱に基づき、生命の尊厳を理解し、互いに認め合う教育を推進する。全ての子どもが安心して学校生活を送れるよう、不登校対策やいじめ対策を実施し、経済的支援も拡大する。新年度からは「ぎふMIRAI’s」推進事業を通じて、岐阜市をフィールドにした探究学習を行い、子どもたちが夢や希望を持ち、自らの未来を切り開く力を育むことを目指す。教育施策の充実を図り、全ての子どもが幸せな未来をつくり出せるよう努める。
松岡文夫
学校給食におけるオーガニック食材の活用は、平成18年に制定された「有機農業の推進に関する法律」に基づきながらも、全国平均を大きく下回る耕作面積の現状が課題である。岐阜市においても、学校給食に有機米を取り入れることを先行して宣言するよう質問した。
(市長)学校給食におけるオーガニック食材の活用について、現在の農業は生産者の減少や高齢化、気候変動の影響を受けている。国は持続可能な食料システムの構築を目指し、有機農業の推進を図っている。学校給食は子どもたちの健全な発達に重要であり、安全で良質な食材の選定と安定供給が求められる。したがって、有機農産物の活用は、技術の確立や生産者の増加により、安定供給が可能になった際に検討する。各学校でのSDGs学習にも活用する方針を示している。
松岡文夫
岐阜市は出生数が初めて80万人を割り、少子化が進行する中で、観光政策の強化が求められている。岐阜公園に信長館を復元し、長良川プロムナードに店舗を設けることについて質問した。
(市長)人口減少や少子高齢化に対応し、持続可能なまちづくりが重要である。岐阜市未来のまちづくり構想を策定し、観光を基軸としたまちづくりを推進する。信長公居館跡の活用については、歴史的なおもてなしの空間としての価値を認識し、庭園整備やメタバースプロジェクトを通じて魅力を発信する。岐阜城跡の整備においては、当時の姿や価値を伝える取り組みを進める。
渡辺貴郎
本市における産後ケア事業は、出産後の母親が安心して子育てを行うための支援を提供しているが、利用可能な医療機関が岐阜市内に限られていることが課題である。産後ケア事業の実績や効果、また岐阜市外の医療機関を委託先に加えることについて質問した。
(市)産後ケア事業は、出産後1年未満の母親を対象に、身体的および心理的なケアを提供するもので、宿泊型と日帰り型の2つのタイプがある。令和4年度の利用回数は短期入所型で184回、通所型で54回と増加傾向にあり、利用者の97%が満足と回答している。産後ケア事業の委託医療機関は現在市内に11か所であり、今後は市外の医療機関への拡大を検討する。
渡辺貴郎
岐阜薬科大学は、人口減少や少子高齢化の影響を受け、法人化の必要性が高まっているが、法人化に伴う運営課題や市の管理監督の懸念も存在する。そこで、薬科大学の公立大学法人への移行に関する庁内の審議内容や移行後の市との関わり、キャンパス整備への影響について質問した。
(市)薬科大学の法人化に関する検討は、学内合意を受けて庁内で行われ、重要課題検討委員会を通じて法人化の意義や期待される効果を協議した。法人化後は、大学の自主的な運営を促進し、外部資金の獲得や研究成果の活用を進める。市は設置者として定款や中期目標を策定し、評価委員会を設置して業務実績の評価を行い、運営に関与する。
渡辺貴郎
民法第233条の改正により、空き家や空き地に関するルールが変更され、特に越境した枝の切除に関する新たな規定が設けられることとなる。そこで、本市が把握する空き家の戸数と管理不全な空き家に関する相談件数、さらに改正民法の周知について質問した。
(市)本市が把握する空き家の戸数は約3,500戸で、管理不全な空き家に関する相談件数は907件、そのうち草木の繁茂に関する相談は531件である。改正民法第233条により、土地所有者は越境した枝の切除を自ら行うことができる条件が整った。空き家問題に関しては、保健衛生部と連携し、法改正や新たな施策に注視しながら対応を進める。越境した枝の切除に関するルールの変更については、空き家総合窓口や相談会、市のホームページを通じて周知を行う。
渡辺貴郎
本市における帯状疱疹ワクチン接種は、認知度が低く、接種費用が高額であるため、接種を希望する市民にとっての課題が存在する。そこで、接種の現状、帯状疱疹の後遺症、及び費用助成について質問した。
(市)帯状疱疹は水痘・帯状疱疹ウイルスによるもので、免疫力が低下すると発症する。ワクチン接種は任意であり、接種率は把握していない。接種を希望する場合は医療機関に直接問い合わせる必要がある。帯状疱疹後には神経痛や視力低下などの後遺症が残ることがあり、発症者の約1割が神経痛に移行する。ワクチンの費用助成については、現在、厚生労働省で定期予防接種化の検討が行われており、慎重に検討する必要があると考えている。
西川 弘
藍川地区では、藍川小学校と藍川北中学校が令和7年4月から義務教育学校として新たに設置される方針が示されており、地域住民から期待の声が上がる一方で、新しい学校形態に対する疑問も多く寄せられている。水川教育長に、義務教育学校において展開される教育について、経験を交えた答弁を質問した。
(市長)岐阜市では、全ての市立学校が地域と共にあるコミュニティ・スクールとして展開している。新たに設置する義務教育学校では、9年間を同じ校舎で過ごし、上級生と下級生が互いに成長のモデルとなる教育を行う。義務教育学校の設置により、柔軟な教育課程の編成、教科担任制の充実、異学年交流の実施が期待される。これにより、子どもたちの社会性やコミュニケーション能力を育成することが可能になる。卒業式や入学式は行わず、教育の一貫性を重視する方針である。
西川 弘
岐阜駅北中央東地区及び中央西地区市街地再開発事業は、権利者の合意形成や社会経済情勢の変化に直面しながら進行中である。そこで、組合設立を迎えた両地区の現状と今後の予定について質問した。
(市長)岐阜駅北中央東地区及び中央西地区の市街地再開発事業は、権利者の合意形成を経て、事業参加者が決定し、基本設計と資金計画が進められた。両地区の再開発ビルは130メートルを超える超高層ビルで、商業・業務施設や都市型マンションを計画している。今後、実施設計に着手し、令和6年度には権利者の合意形成を図り、令和7年度から解体工事に着手する予定である。
西川 弘
昨年の「岐阜市産業・農業祭~ぎふ信長まつり~」は大成功を収め、経済効果も大きかったが、来月開催の第51回道三まつりに対する期待が高まっている。経済部長に第51回道三まつりの目的及び開催概要、昨年との変更点について質問した。
(市長)第51回道三まつりは、4月1日と2日に開催され、市内産業の振興と中心市街地の活性化を目的とする。斎藤道三公の追悼式や岐阜まつりみこしパレード、道三駅前楽市など多彩な催しが予定されている。ポストコロナを見据え、参加団体数や出店数が増加し、マスク着用は個人の判断に委ねられるが、基本的な感染防止対策は継続する。市全体の経済循環を促進することを目指す。
道家康生
外国人の生活保護受給者に関して、岐阜市では生活保護費の支給における日本人と外国人の比率が不明であり、行政としての透明性が欠けているという課題がある。そこで、外国人への生活保護支給の内訳を明確にするための行政手続の見直しについて質問した。
(市長)外国人は生活保護法の適用対象外だが、特別永住者や永住者などに対しては人道的支援を行う。生活保護を受ける外国人の人数については、国の調査に基づき、世帯主が日本国籍を有しない世帯数は把握できるが、外国人のみの実数は把握できない。外国人と日本人が混在する世帯があるため、外国人のみに係る生活保護の経費を算出することも困難である。今後、外国人の数や保護費の算出方法について研究を進める。
道家康生
木曽川水系連絡導水路事業は、名古屋市長の公約や政権の方針により、利水の目的が長期間凍結されているという課題がある。岐阜市におけるこの事業の効果について、基盤整備部長に質問した。
(市長)木曽川水系連絡導水路事業は、徳山ダムの水を導水するための施設であり、異常渇水時の河川環境改善と愛知県・名古屋市への新規利水供給を目的とする。事業は平成18年に着手されたが、国の方針転換により検証作業が進められている。異常渇水時の緊急水補給が検討されており、長良川の環境保全にも配慮しつつ進める必要がある。市は国の検証作業に注視し、長良川環境への配慮を要望する。
道家康生
岐阜市の投票率が低迷しており、特に市議会議員選挙では30%から40%にとどまっていることが課題である。市長の政治的な覚悟や、投票率向上のために衆議院選挙と市議会選挙を同時に実施する提案について質問した。
(市長)投票率の向上について、地方自治法により議会を解散することは不信任時に限られるため、制度上の難しさがある。岐阜市議会議員選挙の投票率は、2003年の50.14%から2019年には38.27%に低下しており、市民の市政への関心の低下に危機感を抱いている。投票率向上の取り組みとして、期日前投票所の拡充や投票環境の向上を進め、市民が市政に興味を持つよう努める。
森下満寿美
岐阜市では中小企業の衰退が進み、地域経済の活性化が求められている中、中小企業振興条例の必要性が高まっている。中小企業を守り発展させるために、条例を制定することが可能か経済部長に質問した。
(市長)中小企業振興条例は、地域経済の活性化と財政破綻の回避を目的としている。国の小規模企業振興基本法に基づき、岐阜県でも中小企業振興条例が制定されており、本市はこれに沿った施策を実施している。令和3年には岐阜市農業振興ビジョン、令和4年には岐阜市産業振興ビジョンを策定し、農業振興や多様な働き方の創造に向けた施策を進めている。今後も国や県の動向を注視し、ビジョンの見直しを行いながら中小企業振興に努める。
森下満寿美
高齢者が安心して暮らせる環境整備が求められる中、補聴器購入に対する助成制度の必要性が高まっている。福祉部長に対し、補聴器購入への補助を行うことができるか質問した。
(市長)補聴器購入に対する助成制度について、難聴は高齢者に多く見られ、社会参加や認知症予防に効果があるとの意見があるが、医学的な因果関係は明確ではない。中核市の調査では、補助制度の効果を検証した自治体はなかった。補聴器の普及には専門的な検査や調整が必要であり、助成制度の創設には多角的な検討が求められる。国や県の動向を注視し、調査研究を進める。
森下満寿美
生活保護行政において、若い職員が増加する中での研修内容や福祉資格を有した職員の配置、エアコン購入に関する支援が課題となっている。エアコン購入への補助を復活させるつもりはないか質問した。
(市長)生活福祉一課、二課では職員に対して様々な研修を実施している。新たに配属される職員にはOJTを行い、異動後3か月程度で1週間の研修を実施し、生活保護制度や受給者の権利・義務について学ばせる。福祉資格を有する職員の配置については、社会福祉法に基づき、社会福祉主事任用資格を保有しない職員には資格取得のための研修を受講させている。エアコン購入については、支給要件が限定的であるが、生活保護世帯に対しては相談を受け、丁寧に対応する。新たな独自事業は予定していないが、支給対象者の拡大を国に要望している。
森下満寿美
岐阜生活と健康を守る会からの請願により、物価高に見合った保護費の増額が求められている。国に対してこの声を届けるつもりはないかについて福祉部長に質問した。
(市長)物価高騰の影響は生活保護受給者だけでなく全ての国民に及んでいる。物価高騰に対する支援は生活保護制度とは別に実施されるべきであり、国の責務として全ての国民に行われるべきと理解している。そのため、保護費引上げの対応を求める予定はない。市は、生活に困窮する方の早期自立や不安解消に向けて適切な支援を行う。
2023-03-16 22件
田中成佳
岐阜市のキャッシュレス決済を活用した地域経済活性化事業では、市民以外の利用者に多額の税金が還元されており、市内の中小事業者への恩恵が限られているという課題がある。市民以外に流れた税金の実態や今後の事業展開について質問した。
(市長)キャッシュレス決済を活用した地域経済活性化事業は、市内消費の喚起を目的として実施している。これまでの決済額は合計約192億円で、市内事業者の業績回復や消費の下支えに寄与した。今後も社会情勢や経済状況を見極めながら、必要な経済対策を講じていく方針である。
田中成佳
水路除草業務委託において、基盤整備部河川課が不適正な事務執行を行い、令和3年度の支払いが集中していたことが問題視されている。これに対し、河川の除草業務委託の不適正な予算執行について、いつ報告を受け、どのような指示を出したのか質問した。
(市長)不適正な事務執行が発生したことは遺憾であり、重く受け止めている。昨年4月に担当部局から報告を受け、再発防止策を指示した。調査を進める中で新たな未払いや次年度払いが判明し、再度徹底調査を指示した。全職員が本事案を自分事として捉え、信頼回復に向けて全力を尽くすとした。
江崎洋子
「はじめての図書館」事業が新年度から実施されることに感謝しつつ、図書館での読み聞かせの定着やその反響について知りたい。さらに、「はじめての図書館」事業の経緯や目的、そして市民協働推進部長の読み聞かせに対する思いについて質問した。
(市)中央図書館開館以来、家庭での読み聞かせを促進する「絵本といっしょ」事業を実施し、親子からは読み聞かせを始めるきっかけとなったとの声が寄せられている。新たに「はじめての図書館」事業を令和5年4月1日から開始し、乳幼児に絵本を贈呈することで、図書館利用の促進と読書活動の基盤を築くことを目指す。親子での読み聞かせは情操の発達や良好な親子関係の構築に寄与し、社会課題の解決にもつながると考えている。
江崎洋子
男女共同参画が進展しない要因の一つに、無意識の思い込みや偏見であるアンコンシャスバイアスがあり、これが女性の活躍を阻む壁となっている。岐阜市におけるアンコンシャスバイアスへの取組や新年度の男女共同参画意識啓発事業の内容、今後の推進方向性について質問した。
(市)男女共同参画の進展が不十分な要因として、アンコンシャスバイアスの存在が挙げられる。これまでの取組として、管理職職員や中学生への研修や啓発資料の活用を行った。新年度は、幼少期の子どもと育児に携わる大人への啓発を強化し、リーフレットを配布する。今後は、固定的な役割分担意識の解消とアンコンシャスバイアスへの気づきを促進し、男女共同参画社会の推進を進める。
江崎洋子
岐阜市教育委員会は、子どもの健康サポート事業として、株式会社文溪堂と連携し、心と体の変化をデジタルで可視化する取り組みを進めている。教育長に対し、ICTを活用した子どもの健康サポートの詳細、陽南中学校と柳津小学校での実証事業の成果と課題、新年度からの本格運用の内容、及び本事業に対する教育長の考えを質問した。
(市)ICTを活用した子どもの健康サポート事業は、令和3年12月に株式会社文溪堂と連携協定を結び、アプリを開発した。アプリには、体調や心の状態を選択して発信する機能と、相談したいことを指定して発信する機能がある。実証事業では、教員と児童生徒の満足度が9割以上であり、早期の声かけや情報共有が可能になった。新年度からは全小中学校で本格運用を開始し、子どもたちの心と体の状況を可視化し、適切な支援を進める。
江崎洋子
高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業は、後期高齢者医療制度への移行に伴い、適切な継続が課題となっている。私は、今年度の取組内容と成果、令和5年度の拡大・充実強化への取組、今後の目指す目標について質問した。
(市)高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業について、今年度は保健師を新たに配置し、地域の健康課題を分析した結果、糖尿病の有病率が高いことが判明し、137人を対象に個別支援を行った。来年度は事業対象地域を6圏域に拡大し、糖尿病の重症化予防やオーラルフレイル予防事業に取り組む。関係部局が連携し、高齢者が適切な医療や介護サービスにアクセスできるよう努める。
江崎洋子
認知症高齢者等とその家族が安心できる環境づくりが急務であり、岐阜市では認知症高齢者等見守りシール交付事業や個人賠償責任保険事業が実施されている。これらの事業の利用状況や成果、さらに新年度からの位置情報検索サービス導入費助成事業の詳細について質問した。
(市)認知症高齢者等の見守りシール交付事業は令和2年6月から実施され、令和5年2月末までに263人が申請し、全員が個人賠償責任保険に加入している。シールを利用した事例では、救急搬送時に家族と迅速に連絡が取れたケースや、道端で発見された高齢者が無事に保護された事例がある。個人賠償責任保険は他の自治体での適用事例があるが、本市では未適用である。新年度からはGPS機器導入費助成事業を開始し、介護者が高齢者の位置情報を確認できるよう支援を進める。
浅野雅樹
人口減少が進む中、名古屋市では官民連携を通じて地域課題の解決に取り組んでおり、地域コミュニティ創造ワークショップや公民連携指針の策定が行われている。そこで、包括連携の推進状況と今後の官民連携の取組について質問した。
(市)人口減少や少子高齢化、デジタル化の進展により、地域課題や行政課題は複雑化している。これに対応するため、大学や民間企業との連携が不可欠であり、岐阜市未来のまちづくり構想においても官民連携を重視している。これまでに12の事業者や大学と包括連携協定を締結し、教育や地域活性化などで158の連携事業を実施している。今後も官民連携を進め、地域課題の解決に向けた提案募集や情報発信を強化する。
浅野雅樹
柳ケ瀬では、リノベーションまちづくりが進展し、民間の担い手による新規出店が増加している一方で、今後の展開についての明確なビジョンが求められている。そこで、柳ケ瀬でのリノベーションまちづくりを振り返り、今後どのようにまちづくりを展開していくのかについて質問した。
(市)人口減少や少子高齢化、デジタル化の進展により、地域課題や行政課題が複雑化している。これに対応するため、大学や民間企業との連携が不可欠であり、これまでに12の事業者や大学と包括連携協定を締結し、延べ60にわたる分野で158の連携事業を実施している。今後は官民連携を進め、他都市の先進事例を調査しながら、柳ケ瀬を中心に担い手の育成と創出を進め、まちづくりを加速させる。
浅野雅樹
新型コロナウイルス感染症の影響で減少していた外国人観光客が回復傾向にあり、岐阜県の外国人宿泊者数も前年同月比で34.9倍に増加している。観光振興を推進するために、DMO・観光地域づくり法人の設立に向けてどのように取り組むのか質問した。
(市)観光地域づくり法人、いわゆるDMOは、地域の多様な関係者を巻き込み、科学的アプローチを取り入れた観光地域づくりの中心的役割を担う法人である。観光に関わる関係者が連携協力する体制を構築し、ターゲティングや観光コンテンツの造成、受入れ環境の整備を推進することが求められる。岐阜市では、観光ビジョンに基づき、DMOの設立を検討しており、インバウンドの再開を視野に入れた観光業の回復に向けた動きが進んでいる。来年度には、観光振興施策に関する委員会を立ち上げ、DMO設立に向けた検討を行う。
浅野雅樹
市橋小学校では、地域の宅地化に伴い児童数が増加しており、教室不足が懸念されている。そこで、市橋小学校の現況と将来の教室不足の見込み、及び増築事業の内容について質問した。
(市)市橋小学校の児童数は、令和4年度に792人に達し、今後も増加傾向が続く見込みである。令和5年度には31学級となり、早ければ令和7年度に最大5教室が不足する可能性がある。増築については、特別教室を改修し、2階建ての新校舎を増築する計画で、令和6年度に着工を予定している。
浅野雅樹
公立保育所におけるICT化は、保護者の利便性向上と職員の事務負担軽減に寄与する重要な取り組みであるが、少子化や不適切な保育の問題が影響している。公立保育所のICT化をどのように進めていくのか、子ども未来部長に質問した。
(市)保育所では、厚生労働省の保育指針に基づき、毎年度の計画を策定し、質の向上に努める。公立保育所では、業務の多くが手作業で行われており、ICT導入により保護者の利便性向上と保育士の業務負担軽減を目指す。現在、業務支援システムの導入に向けた準備を進めており、新年度から公立保育所へのシステム導入を実施する予定である。ICT化により、保育士が子どもと向き合う時間を増やし、充実した保育を実現することを目指す。
原 菜穂子
不登校児童生徒の数が平成29年度から令和3年度にかけて小学校で約2.5倍、中学校で約1.3倍に増加しており、特に小学校の状況は深刻である。小学校の特例校の必要性について、教育長の見解を質問した。
(市)不登校児童生徒の増加に伴い、居場所づくりの必要性を認識している。小学校の不登校特例校の開設には、特別な教育課程の開発や教員定数、施設の問題があり、実現は困難とする。全ての子どもが在籍する学校で楽しく学べる環境を整えることが重要であり、新年度に設置するフリースペースの活用を進め、その成果を各校に広める方針を示す。
原 菜穂子
「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」が施行されて5年が経過し、岐阜県には公立夜間中学校が存在しない現状がある。岐阜県との協議状況やワーキングチームの検討進捗、さらに夜間中学のニーズ調査の進捗について質問した。
(市)教育機会の確保は重要であり、義務教育の機会を保障することが求められる。岐阜県では、夜間中学の設置に向けた意見交換会が開催され、本市の担当者も参加している。昨年度、県内の外国籍児童生徒が多い13市町でニーズ調査が行われ、令和5年度には全市町村を対象とした夜間中学のニーズ調査が実施される予定である。市は、調査結果を踏まえた県の動向に注視し、学び直しを希望する方の教育機会を保障するために協力する。
原 菜穂子
「みんなの森 ぎふメディアコスモス」は、ライブラリー・オブ・ザ・イヤー2022で大賞を受賞し、地域の可能性を追求する複合文化施設として高く評価されているが、今後の持続的な発展や人材の確保が課題である。受賞理由やこれまでの取組の評価、さらに今後の目指すべき方向と展望について質問した。
(市)ライブラリー・オブ・ザ・イヤー大賞の受賞理由は、ぎふメディアコスモスが「子どもの声は未来の声」という理念のもと、地域のにぎわいを創出し、子どもから高齢者までが利用できるサードプレイスとして機能している点にある。子ども司書養成講座やおとなの夜学など、多様な事業を展開し、地域の魅力を再発見する拠点として評価された。今後は、図書館機能の向上や人材育成を進め、市民と協働しながら地域文化の発展を目指す。
原 菜穂子
岐阜市では、身体障害者手帳や療育手帳を持つ方に対してタクシー利用券を交付しているが、個人タクシーが助成対象外であるため、市民に不利益が生じている。個人タクシーを助成対象に含めることや、リフトタクシー料金の助成制度の創設について質問した。
(市)タクシー利用料金の助成制度は、重度の障がい児・者の社会参加を促進するために、対象者がタクシーを利用する際に料金の一部を助成するものである。個人タクシーの取扱いについては、職員が誤った説明を行ったことをお詫びし、要綱の誤解を防ぐための指導を徹底する。リフトタクシーへの助成については、他市の事例を参考にしつつ、障がい者のニーズに応じた制度の検討を進める。
松原徳和
岐阜市では、近隣都市が次々と学校給食費の無償化を実施している中、教育委員会の補助金額が低く、物価上昇が市民生活に影響を与えている。学校給食の無償化に向けて、教育長の見解を質問した。
(市長)学校給食の経費負担は、学校給食法に基づき本市が施設や設備の経費を負担し、その他の経費は保護者に負担してもらう。経済的理由で給食費が支払えない保護者には、生活保護や就学援助制度で全額支給し、実質的に無償化している。就学援助制度の所得基準を引き上げ、認定者数は増加している。食材費の高騰に対しては、国の交付金を活用し、保護者に負担を求めず補助を行う。無償化については、子ども・子育て施策全体の中で検討する必要があるとし、限られた財源を有効に活用していく。
松原徳和
2022年の小中高生の自殺者数が514人と過去最多となり、いじめ対策の重要性が高まっている中、B小学校のいじめ被害児童が卒業式に出席できるかどうかが懸念されている。教育長に対し、B小学校の具体のいじめ被害児童が卒業式に出席できるよう条件が整備されているのか、対応の強化について質問した。
(市長)いじめ事案に関する当該児童への対応について、いじめ対策監を各学校に配置し、様々な取組を進めている。学校の対応や保護者からの相談について逐一報告を受け、実際に学校を訪問して状況を把握し指導を行っている。現在、当該児童は卒業式の練習に参加し、仲間と過ごす時間が増えている。引き続き、卒業式に参加できるよう努める。
松原徳和
岐阜県は旧統一教会関連事業への後援名義を取り消したが、岐阜市は未だにその取り消しを実行していない。岐阜市が旧統一教会関連事業への後援名義使用を取り消さない根拠と、県と市の要綱の違いについて質問した。
(市長)県は令和4年12月27日付で後援名義の使用承認を取り消したが、本市はその根拠を確認し、関係書類の再点検を行った。PEACE ROAD 2021 in Gifuについては、収支報告書が提出され、要綱に適合していると判断した。家庭ビジョンセミナーについては、賛助金に関する規定がなく、放映した映像も主義主張の浸透を目的とするものではないと報告を受けた。各自治体の基準に基づき、運用に違いが生じることはあり得るとした。今後は国の動向を注視し、対応を考える。
小堀将大
少子化が進行し、出生数が80万人を割り込む中、妊婦や子育て家庭への伴走型相談支援が重要な課題となっている。伴走型相談支援の体制構築や児童虐待の未然防止に向けた具体的な取組について質問した。
(市)妊娠8か月頃の妊婦に対する状況把握は、妊娠届出時の面談に加え、妊娠7か月頃にアンケートを実施し、希望者には面談を行う。面談では、出産後の見通しや必要な手続き、支援サービスを確認する。伴走型相談支援は、母子健康包括支援センターに配置された保健師が担当し、令和5年度には職員を増員する。児童虐待の未然防止に向け、妊産婦の状況を把握し、必要な支援を提供する体制を構築している。孤立した妊産婦を早期に探知し、支援を行うことが重要である。
小堀将大
通学路における交通事故が増加しており、特に小学生の歩行中の事故が多発していることから、岐阜市通学路交通安全プログラムの強化が求められている。通学路の交通安全対策の進捗状況や今後の具体的な取組、保護者や地域の声を反映する必要性について質問した。
(市)通学路の交通安全対策に関して、地域との協働により様々な施策を実施してきた。岐阜市通学路交通安全プログラムに基づき、全小学校で合同点検を行い、ハード対策として防護柵の設置や路肩のカラー舗装化などを進めている。今年度は新たに街路樹の撤去と防護柵の設置を行った。今後は地域住民を参加させたワークショップを開催し、交通安全対策をさらに発展させる方針である。新年度からは先行実施を行い、令和6年度から市内各地へ展開する。
小堀将大
送迎用バスに関する安全管理体制は、静岡県牧之原市での園児置き去り事故を受けて、全国的に対策が求められている。市内の保育施設に対し、バス送迎の安全管理体制の構築や指導、監査の進め方について質問した。
(市)送迎用バスの安全管理体制について、令和4年9月の痛ましい事故を受けて、全ての認可保育施設に対しバスの保有状況や子どもの所在確認に関する調査を実施した。国の安全管理プランに基づき、業務マニュアルの見直しやチェックシートの活用を促進し、バスへの安全装置の装備を義務化する。今後は、園の職員が共通認識を持ち、責任を持って安全管理を徹底する体制を構築することが重要である。指導監査を年1回実施し、補助金申請時にも安全確認を指導する。
2023-03-17 6件
井深正美
旧本庁舎解体工事において、崩落事故や不法投棄などの重大な問題が発生し、市民からの安全対策への不安が高まっている。これに対し、岐阜市としての事故の受け止めや解体工事の安全対策について質問した。
(市長)旧本庁舎解体工事に関して、連続して発生した事故や事件について、施工業者に対し激しい憤りを感じている。市民や近隣住民に多大な心配をかけており、これらの事案は看過できないと重く受け止めている。工事は中断し、原因究明と改善、安全対策が確認できるまで再開しないとした。
石原宏基
放課後児童クラブでは、希望する6年生までの児童が全員入会できない状況が続いており、保護者からの不安の声も寄せられている。入会状況や理由、申込みのタイムスケジュール、判定結果の早期通知について質問した。
(市)放課後児童クラブでは、待機児童の解消に向けて教室の増設を進めている。新年度に向けて、3つのクラブでそれぞれ1教室を新設し、90人の増員を図ったが、支援員やスペースの確保が難しく、定員を超過する状況が続いている。入会判定は例年12月上旬から1月中旬に行い、2月に通知を送付している。入会が難しい場合は、早期に保護者に状況を伝え、準備期間を確保できるよう努めるとした。
西垣信康
中学校に新設されるフリースペースは、不登校生徒の学びの場として重要な役割を果たすが、出席要件のハードルが高く、特にひきこもりがちな児童にとって評価が難しい現状がある。草潤中学校の状況や卒業生の進路、また不登校特例校の小学部の可能性について質問した。
(市)不登校児童生徒のための校内フリースペースは、主に年間70日未満の不登校の生徒を対象に設計されている。市内を5つのブロックに分け、各ブロックの中学校に設置し、安心できる環境で生徒が自ら学ぶ内容や場所を選択できるようにする。出席要件については、設置校以外からの生徒も受け入れ、出席扱いとすることを検討している。草潤中学校の小学生受入れについては、特別な教育課程の開発などの課題があり、現時点では困難と考えている。
西垣信康
「みんなの森 ぎふメディアコスモス」では、学習スペースがテスト期間中に満席となり、勉強を希望する生徒が帰らざるを得ない状況が生じている。そこで、学習スペースの席数や利用状況、テスト期間中の対策、さらに市内での他の学習スペースの提供について質問した。
(市)ぎふメディアコスモスの学習スペースには、中央図書館に910席、うち自習可能な席は313席、1階に66席あり、合計で409席が自習可能である。テスト期間中の休日には満席になることが多く、平日は満席にならない。今後、最大140席の増席を目指し、他の施設も学習スペースとして利用可能であることを案内する。市民が快適に利用できるよう、混雑の解消に努める。
西垣信康
高齢者人口が増加する中、地域包括ケアシステムの構築が求められており、本市でもその取り組みが進められている。地域包括ケアシステムの整備状況について、住まい・医療・介護・予防・生活支援の取り組みや体制整備について質問した。
(市)地域包括ケアシステムの実現に向けて、平成24年に策定した高齢者福祉計画に基づき、13の生活圏域に地域包括支援センターを設置し、現在19センターが稼働している。認知症対策、介護保険サービスの充実、生活支援体制の整備、在宅医療・介護連携の推進に取り組んでおり、特に在宅医療と介護の連携を強化するため、サポートセンターを設置している。地域の実情に応じた支援体制を構築し、高齢者が住み慣れた地域で自立した生活を続けられるよう努める。
服部勝弘
岐阜市は旧長崎屋ビルの購入に関して、8億3,800万円の不透明な予算計上を行い、市民からの疑問が高まっている。そこで、購入の目的や解体費用の内訳、財源構成について質問した。
(市)旧長崎屋跡地は、柳ケ瀬エリアの活性化に向けた広場として適していると考える。計上された予算8億3,800万円は、土地取得費2億5,000万円、建物補償費4億5,000万円、工作物補償費1億2,000万円、基本設計費1,800万円から成る。これらの費用は、国の補助制度を活用して算出したものであり、公共用地の取得に伴う損失補償基準に基づいている。
